Fish Terminator
 
知って得する魚探のキモ パルス長って?
パルス長という言葉は時々聞きますが、一体何のことなのか分からないという質問が沢山ありましたので、お答えしたいと思います。基本的にパルス長は魚群探知機の縦方向の分析能力を決定する非常に重要な数値です。単純にディスプレイの解像度だけでなく、超音波自体の解像度を示す値になります。基本的にパルス長が短ければ短いほどよりボトムの分析能力が高まり、ボトムにべったり付いている魚群などが写るようになります。その原理を簡単に紹介しましょう。

発射された超音波の長さ=パルス長:L
L=1500×T
T=発射時間

一秒間超音波を発射した場合水中での音速は1500m/秒なのでパルス長は1500mになります。
0.1秒間発射 パルス長150m
0.01秒間発射 パルス長15m

 

魚探の縦方向の分析能力はパルス長で決まる!

魚探はどうやっても探知できない"デッドゾーン"が存在する。
超音波が海底に当たって反射するとき(超音波の長さ)パルス長の半分の長さは魚群を探知できません。

 
失敗しない魚探選びのポイント
Point1
RMSパワー(平均パワー)があってもボトムの魚群の探知能力には関係ない。
Point2
ピークパワーの高い魚探はパルス長が短い!!
 
デッドゾーンを最小化する短パルス

パルス長が短い=デッドゾーンが小さい=海底近くの魚群が見つかる!!ということになります。

しかし…

パルス長を短くすると、デメリットもある。
パルス長が短いエネルギー
=深い水深の探査が難しい。
=二次反射が判り難くなる。

 
ピークパワーの低い機種のエネルギー

パルス長が長いがエネルギー量はある。

T×W=TW

パルス長が短い
エネルギーが小さくなる。

1/2T×W=TW/2

2次反射が判り難くなる!!
 

そこで!
超音波エネルギーは発射時間(T)×ピークパワー(W)に比例する!!
Tが小さくなってもピークパワーを上げればエネルギーを減少させない!!

  発射時間が短くなると
エネルギーは半減する
     
発射時間短くなる
パルス長(短い)
T × W = TW エネルギーの減少を少なくする
  (減少)   (増大)      
 
ピークパワーの高い機種のエネルギー

ピークパワーを上げればパルス長が短くなってもエネルギー量を増やせる。

1/2T×2W=TW

 
 
知って得する魚探のキモ パルス長を短くすると?

パルス長を短くすることって出来るの?
基本的には魚探に最初からプログラムされているので値を変えることは出来ません。
しかし、パルス長の可変ができるとこれまで探知できなかったものが見えてきます。

おすすめ!!

自分の魚探にFT回路を搭載する。
FTとは短パルス化+ダイナミックレンジ可変ユニット

 
FTの原理1 短パルス化
FT値0
  FTは発射時間の立ち上がりと集束をカットします。
これによりパルス長を可変して短くします。
FTを可変させる
 
FTの原理2 FTを使うと?
効果1 パルス長が短くなる デッドゾーンが小さくなりボトムに張り付いた魚群が探せる!
効果2 エネルギー量が可変 シャローやウィードなどでもつぶれない画像が得られる!
効果3 エネルギーが少なくなる ダイナミックレンジが可変して反射レベルが変わることによって色と色との境(しきい値)が変わる!
   
    底質の微妙な違いが表現できる!
配線例
お手持ちの魚群探知機と振動子の間に接続するだけで簡単にパルス幅を可変できます。
FTは、従来のFTの性能と同じです。
Fish Terminator (FT) の効果
 
FTの効果1 デッドゾーンが小さくなる!!
Fish Terminator 魚探本体と振動子の間に組み込み、ダイアル値を可変することによって振動子から発射されるパルス長を短パルス化し底質の微妙な変化が表現できるユニットです。

 
FTの効果2 底質の微妙な違いがわかる
両方緑で表示してしまい反応の差がわからない
 
FTの効果3 発射エネルギーを可変すると
FTで発射エネルギーを小さくする
発射エネルギーが小さくなると
反射の強弱のメリハリがより大きくなる
岩は緑、切り株は青で簡単に判別可能になる。