サーモクラインを映し出すことの出来る魚探 詳細は写真をクリック!
台風も通過し、すっかり秋は深まってきました。 今回は、ターンオーバーしたレイクでの魚の探し方とコンディション判断を得意の水温評価法を使って紹介します。
今回は近所の深谷ダムで8/13日、9/16日に採取したデータを元にターンオーバー時にどうデータ解析をするかをお伝えします。 これが9/16日のデータです
これによりどのレンジで水温が下がったか分かります。
これらのデータから推測すると
1.図2のデータから6−7mで水温が最も変化していますのでサーモクラインは6−7mにあります。 2.前回よりサーモクラインが深くなり、図3より、前回のサーモクライン5−6mより深いレンジで水温が上昇していることがわかります。 状況はターンオーバーの始まりかけた状態です。なぜそう言えるかというと このサーモクラインが前回より深くなり、前回のサーモクラインより深いレンジで水温上昇がおきているのはターンオーバー特有の水温分布です。 これは、風呂を沸かしておくと表水は熱く底は冷たい状況になりますこの状態をかき混ぜると風呂の底の部分の水温が上がると思います。 同様にターンオーバーで水が混ざると湖の最深部は水温が上昇しするのです。 一般的に秋のこの時期水温は下降傾向になり、夜の冷え込みや寒冷前線の通過で急激に水温が下がります。
さて、採取したデータを元にさらに分析しますと
この状況下では0−1mの間の温度変化も大きいので夜間に冷却された表水が6−7mまで沈降していることが伺えます。 この日の最低気温は15度でしたので表水は15度まで冷やされ、同じ比重の15度水温があるレンジ6−7mラインまで沈降する訳です。
このような条件下では、6−7mが最も最後に水温が下がりその下がる幅も前日とくらべて小さいことから 環境的には最も安定していると思われます。 また、図3 前回釣行時の水温データの比較を参照してみると最も水温変化が少ないレンジが4mの0.3度なのですがなんと6mラインでは4.4度も水温が上昇しています。前回釣行時には13.1度とバスがいる水温ではなかったのが17.5度とバスの生息可能な水温に上昇しています。 6mでは17.5度とアフタースポーン時の水温に近く魚の体力回復に向く水温であり 7mでは冷たすぎて魚の新陳代謝を低下させて活性が落ちる水温です ですから、キーパーをとろうとすればこの6−7mレンジが魚がおおいのです。 実際、魚探読みで5.7m(実水深6.2m)で湧き水と岩を発見!ここで1本ゲットできました。
さらに、図1のデータから読みとれることがあります。 日中天候が良ければ表水温が上昇します。表水は朝方まで水温が低下して15度まで下がったと思われますが日中の日光で急上昇し、表水の0−50cm程度の表水だけは23.6まであがっています。 そうなるとこのレンジに魚がでてくる事も予測できます。一度朝方水温が下がって日中に急激にあがっていますから活性としてはその上昇した水温に体が順応するまでなかなかあがりません。 よく見えバスがぼーっとしてますが、このような状況下ですとみえバスが増えます。ただし、表層付近にサスペンドするバスが口を使うのはまれで、このレンジでリアクション的な動きをする 時間帯的にはチャンスがあるとすればこれから表水温が下がる夕方になると、急いでシャローで補食しますのでこのときがチャンスです。 私は表水温が下がり始めると風が当たるシャローでミノーやノーシンカーで暖められた表水が存在するレンジをねらいますが、これまで全く反応がなかったみえバスが口を使った事が何度もあります。 夕方のシャーローでノーシンカーでゲット
このようにして真夏に採取したデータと秋の水温分布を比較する事によってどのレンジまで水がかき混ぜられて、どのレンジの水温が下がったのか、上昇したのか、という事が分かります。 真夏のデータと秋のデータを比較して最も水温変化の少ないレンジか、水温が上昇しているレンジ、これがターンオーバー時に攻略すべきレンジです。
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