サーモクラインを映し出すことの出来る魚探 詳細は写真をクリック!
秋もすっかり深まり朝夕の冷え込みもきつくなってきました。前回 必見ターンオーバー時のバス探査法!!ACCURAでターンオーバー時のバスサーチ! で詳しく水温評価の仕方をお送りしましたが。今回は、この水温評価方をする上で重要な水温センサーについてお話しておきます。
1.なぜ水温が重要か まずなぜ、水温計がそんなに重要かと言いますと、 水温計は、魚の活性や湖のコンディションはもとより、水中の季節の進行状況を把握できる唯一のセンサーだからです。 もともと、魚は基本的には魚種を問わず、変温動物であるという事実があります。 つまり、自分で体温調整ができない魚類は、魚種ごとの適水温を超えたり下回ると、新陳代謝が低下します。 特に、急激な水温の変動は魚の命に関わる問題なので、魚にとっては水温は、魚の生活圏を選ぶ上で最優先項目の一つなのです。 同時に、水は4度が最も比重が重く、それ以上の水温は比重が軽くなります。 沸かし立ての風呂を連想すると分かりますが、表面は暖かく、そこは冷たいのです。これにより、水は表層から湖底まで、何層もの違う水温のそうが縦方向に形成されます。
ここで、重要なのは、魚種によりその適水温は変わりますが、魚は自分にとってちょうど良い水温(適水温がなければ適水温にもっとも近い水温か、もっとも水温変化少ない)がある層を選んで生活圏を移動するわけです。 従って、水温が上昇傾向でも下降傾向でもサーモクラインより上の水が対流を起こしますので 一番最後に水温変化が起こる層=サーモクライン サーモクライン=もっとも水温変化少ない もっとも水温変化少ない=最も魚の生活環境変化が少なく安定している 最も魚の生活環境変化が少なく安定している=魚が多く比較的活性も高い という公式が成り立つのです。
釣りは大きく分けて、2つの作業があります。 1.魚を探す作業、 2.魚を釣る作業 水温を正確に計測し、その縦方向の分布を知るという事は 魚を探す作業を行う上で、どの水深を探せばいいのかという事が分かる上に、魚を釣る作業をする上でも魚の活性が上昇傾向なのか、下降傾向なのかをつかみ、どうしたら魚を食わせる事ができるのかを突き止める、大きな判断材料になります。
釣りをするときに水温を単に表水温を測るだけでなく 縦方向に計ることによって次のような重大な情報が得られるのです 1.魚がどの水深にいるか 2.各水深の水温を過去のデータと比べる事によりどの水深の水温が上昇、下降したか分かる 3.上記により、魚の活性がもっともある水深が探し出せる
このようなデータを取るには下記の事が必要になります。 1.長いコードの水温計 2.コードには1mごとのマーキング 3.前回計測時との各レンジでの水温変化を比較できるよう メモを取る
2.一般的な水温センサーとその特徴 一般的に最も普及している水温センサーは ディスクサーミスタ方式といって例えば25度10KΩの電気抵抗があるとすると各温度で電気抵抗が変化するのでこれを温度変化として表示しています。 これは、安価に回路が制作出来るので最も普及していますが 精度という上ではいくつか問題があります。 問題点としては以下の通りです。 1.気温の変化によってセンサーの感度が変化し、計測日時や場所が変わると感度差がでてきます。 ちなみにHONDEXの水温センサーは25度10KΩの素子で25℃で正規化されていますので他の温度では+-5%程度の計測誤差があります。 2.水温センサーを延長すると電気抵抗が変わり精確な温度が測れない 3.水温センサーのケーブルの温度上昇も計測してしまう
従って、NTCサーミスタ方式の素子で計測した場合、 前回表水温が21度であったとします。1週間後計測したデータは18度だとします。その差は3度ですが、誤差が+-5%程度はありますので本当に3度下がったのかどうか判断できません。
各社の水温センサーの精度
j実測データ
このデータからも分かるように水温計の誤差はHONDEXがこのとき最大1.2度高い値になりました。 HONDEXの魚探の水温センサーは25度より低い水温では実際の温度より高く、25度より高い水温では実際の温度より低く表示されます。過去に春のトーナメントで実際の水温は14.8度でイーグルは14.8度HONDEXは17度と表示されていたこともありました。
3.ベストの水温計とは 理想的な水温計は、経時変化による誤差が少なく、水温計を延長してもその誤差がない物が最低必要で、そうでないと先週と今週のデータを御比較したり、垂直方向に水温を測ってサーモクラインを精確に把握出来ない可能性があるといえます。 そう考えると現時点では下記3機種のみが精確であるといえます
水温計が精確であると水中の季節の推移を精確に把握出来ます。一年を通じて同じフィールドで計測したデータが出来れば、次の年からは水温から現在どのシーズンに向かっていてコンディションがどうであるか、的確に読みとり、シーズナルパターンを先取りした釣りが可能となります。 精確な水温計で水温分布を計ることは、シーズナルパターンを体得する第一歩ですので、一度お試しになられる事をお奨めします。 サーモクラインを映し出すことの出来る魚探 詳細は写真をクリック!
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